WACULを退職しました

Yosuke Kurami
2 min readFeb 28, 2018

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いわゆる転職エントリというやつです。

2/28をもって、2年と10ヶ月のあいだ在籍していた株式会社WACULを退職しました。

やめた理由

細かいことを書くと他にもあるのですけど、最大の理由は「僕自身でできることが少なくなった」と感じたからです。

WACULという職場は、エンジニアかどうかを問わず、自動化や仕組み化を尊ぶ文化が強いです。属人性のようなものは徹底して嫌われる傾向にあって、そういった風土はとても心地良かったです。僕も自身の主戦場であるフロント開発周りにおいて、色々なプロセスの自動化や仕組み化に取り組んできました。

それは例えば、デザインシステムをどう実現するかであったり、テストの自動化であったり、そういった話なのですが、ここではその詳細は割愛します。

ともあれ、作り込んだ仕組みの効果はかなりのもので、質を落とさず、かつスピーディにアプリケーションの実装ができる環境を整えたと自負しています。もちろん僕1人でやったわけではなく、チームメンバーの協力あってこそなので、彼等にはとても感謝しています。

一方、開発効率が高くなるということは、その分の工数がダブつく訳です。自分達が楽できるように基盤を整えてきたので当たり前なんですけど、余剰工数の受け皿が常にあるとは限りません。

メインで運営しているサービスはフルスクラッチのリニューアルを終えたばかりであまり手がかからなくなっていましたし、事業計画等をみても当座の間フロントエンドの工数が足りなくなることはなさそうでした。

籍は置いたまま空いた工数で他に出来ることを探すという選択肢もあったかもしれませんが、それであればガラッと環境ごと変えた方が色々なドメインの知識も身につくしなぁ、と考えて転職を選択しました。

明日から

3/1からは金融系のベンチャーに勤務します。WACULでやっていたのはWeb マーケティング系のサービスでしたし、前職のSIer時代も金融や証券には触れずに育ったため、再スタート感が強いです。職種的には引き続きフロント周りだけど、使う道具は結構違いそう。まぁ何とかなんだろ。

勤務地の半蔵門は、WACULのある神保町から2駅の距離で同じ千代田区内なので、勉強会とかあれば遊びに行ったりしたいです。

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Yosuke Kurami
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Written by Yosuke Kurami

Front-end web developer. TypeScript, Angular and Vim, weapon of choice.

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